トランクルームお役立ち情報

トランクルームに住めますか?
部屋を借りるより安く、家に溢れたモノを収納するのに人気のトランクルーム。年間を通して同じ室温が保たれ、現在では照明や電源、トイレが完備されている場所もあり、快適に住めそうな気がしてきます。
ここでは、トランクルームに住むことについて、運営会社・法律・住環境の3つの観点でまとめます。
運営会社からみる「契約違反」
トランクルームの運営会社ごとに、使用規程が定められています。その中には、レンタルボックスを住居として使用することが禁止事項として定められており、発覚した場合は一方的に契約を解除、即刻退去を命じられます。
火災などで他ユーザーの収納物を損壊してしまった場合は損害賠償を請求されることもあり「住む場所を追い出された」だけでは済まされないことも。
法律からみる「違法性」
トランクルームやレンタル収納スペースは、使用目的を「貸倉庫」などとし、建築基準法、消防法、各都道府県が制定している建築条例などが住宅用施設に対して定めている基準が守られていません(守る必要がありません)。
法律や条例で定めている基準は「人間が最低限安心して暮らせる」基準でもあります。次の章で詳しく見てみましょう。
住環境からみる「非快適性」
24時間出入り自由、照明や電源、トイレなどが完備されているトランクルームも存在するため、住むのに適していそうな気がしてきます。
しかし、住む場所に対して法律や条例が定めている「窓」や「避難経路」、「最低床面積」などの条件は満たされていません。ガスもありませんしコンロを使おうにも小さな煙にも反応する感知器が設置されており、それもできないでしょう。性質上、内側からカギをかけることもできません。
結論、トランクルームには住めません。
トランクルームはあくまでモノを置くためのスペースであり、住むことはできません。トランクルームユーザーさんは、防犯、防災の面からも、万が一そのような人を見つけた場合は速やかにスタッフに伝えてくださいね。
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